成果主義なら「働いているフリ」はなくなるのか?

記事解剖

仕事を早く終わらせると追加の仕事を与えられる。

だから社員は、本来の能力を隠したり、仕事を意図的に遅らせたり、「忙しく働いているように見せる」ようになる。

これまでの記事では、この問題を社員側、組織側、そして会社・経営側のそれぞれから考えてきました。

そこで自然に浮かぶ解決策があります。

労働時間ではなく、成果で評価すればいいのではないか。

確かに理屈としては分かりやすい。

午前中に一日の仕事を終えた社員と、夕方まで同じ仕事にかかった社員がいるなら、会社にとって価値が高いのは前者です。

それなら、

  • 何時間働いたか
  • 何時まで会社にいたか
  • SlackやTeamsが何時間オンラインだったか

ではなく、

  • 何を完成させたか
  • どのくらいの価値を生んだか
  • どの程度の品質を確保したか

で評価すればよい。

実際、成果に連動した報酬が生産性を上げた事例はあります。

米国の自動車ガラス企業Safeliteを分析した有名な研究では、固定給中心の制度から出来高に連動した制度へ変更したことで、労働者一人当たりの生産性が大きく向上しました。

研究では、制度変更による生産性効果は44%に達したと報告されています。

一見すると、成果主義こそ答えに見えます。

しかし、話はそれほど単純ではありません。

成果を測定し始めると、社員は「成果そのもの」だけでなく、

会社が成果として測定しているもの

を最大化するようになるからです。

その結果、「働いているフリ」がなくなった代わりに、

成果を出しているフリ

が始まる可能性が出てくるのです。

したがって、本当に必要なのは成果主義への単純な移行ではありません。

成果主義を含めた、より精密な評価制度を設計することなのです。

なぜ成果主義は魅力的な解決策に見えるのか

成果主義が支持される最大の理由は、仕事が早い人ほど損をする問題を解消できそうだからです。

従来型の時間評価では、同じ仕事を、

  • 4時間で終えたAさん
  • 8時間かかったBさん

がいた場合でも、両者が8時間勤務していれば給与はほぼ同じです。

さらにAさんへ追加業務を与えれば、

Aさんは一日に二つの仕事を処理し、Bさんは一つだけ処理したのに、待遇がほとんど変わらないという状態が生まれます。

これを繰り返せば、Aさんはいずれ考えます。

早く終わらせても得がない。

そして、

だったら8時間かかったように見せればいい。

となります。

成果主義なら、このインセンティブを逆転できる可能性があります。

Aさんが2倍の成果を出したのであれば、

  • 高い評価
  • 賞与
  • 昇給
  • 昇進
  • 裁量
  • 自由時間

などを与える。

そうすれば、

能力を隠すより、能力を発揮した方が得だ。

という環境を作れます。

これは、これまでの記事で指摘してきた問題に対する非常に重要な改善です。

成果主義は「時間を埋める仕事」を減らせる

時間評価には一つ大きな弱点があります。

仕事がなくても、勤務時間を埋めなければならないことです。

一日の仕事が午後3時に終わっても、

定時は午後5時だから、あと2時間仕事をしているように見せなければならない。

という状況が起こります。

すると、

  • 必要のない会議
  • 不必要な資料作成
  • 過剰な報告
  • メールへの即時返信
  • パソコンの前にいること自体

が仕事になっていきます。

成果主義は、この「時間を消費すること=仕事」という発想を弱めます。

Results-Only Work Environment、いわゆるROWEも、勤務場所や労働時間そのものではなく、何を達成したかで社員を見る考え方です。

仕事の価値が成果にあるのであれば、成果が出ている限り、

どのくらい長く働いたか

を過度に評価する必要はありません。

ここまでは成果主義の非常に大きなメリットです。

しかし「成果」とは何なのか

問題はここからです。

成果主義を導入するには、

何を成果とするのか

を決めなければなりません。

営業なら分かりやすそうに見えます。

  • 売上
  • 契約件数
  • 利益
  • 新規顧客数

などがあります。

工場なら、

  • 生産数量
  • 稼働率
  • 不良率
  • 作業時間

などでしょう。

しかし、現実の仕事は一つの数字だけでは表せません。

たとえば営業社員が売上だけで評価されるなら、利益率の低い商品を大量に値引きして売れば、売上だけは増やせます。

工場で生産数量だけを評価するなら、確認作業を減らせば数量は増やせます。

コールセンターで対応件数だけを評価すれば、一件一件を早く切り上げる方が有利になります。

つまり、

測定できる成果

と、

会社が本当に必要としている価値

は必ずしも一致しません。

ここに成果主義最大の弱点があります。

数量を評価すると、品質が犠牲になることがある

この問題は実際の研究でも確認されています。

中国の工場労働者を対象に行われたフィールド実験では、数量に対するインセンティブを強くすると、社員は報酬対象になった数量を増やす一方で、報酬対象になっていない品質を犠牲にする傾向が確認されました。

非常に重要な結果です。

会社は、

生産性を上げてほしい。

と考えて数量を評価します。

社員は合理的に、

数量を増やせば自分の評価が上がる。

と理解します。

すると、本来会社が求めていた、

数量が多く、なおかつ品質も高い仕事

ではなく、

評価される数量だけ多い仕事

へ行動が変化します。

社員が悪いわけではありません。

社員は会社が設定したルールに最適化しているだけです。

「測定指標」が目標になると、本来の目的から離れる

これは成果主義を考える際に非常に重要な原則です。

会社が、

この数字が良い社員ほど優秀だ。

と決めれば、社員はその数字を上げる方法を考えます。

たとえば、

営業件数を評価する

契約しやすい顧客を優先する。

処理件数を評価する

難しい案件を避ける。

クレーム件数を評価する

クレームとして記録しないようにする。

生産数量を評価する

品質確認にかける時間を減らす。

残業時間削減を評価する

残業を記録しない。

改善提案件数を評価する

質の低い改善案を大量に提出する。

つまり、成果指標を作った瞬間、社員はその指標を攻略するようになります。

時間管理型組織では、

忙しそうに見える方法

を社員が学びました。

成果主義組織では、

数字を良く見せる方法

を学ぶ可能性があります。

問題の形が変わっただけです。

「働いているフリ」が「成果を出しているフリ」に変わる

ここで、これまでの記事とのつながりが見えてきます。

時間評価型の会社では、

8時間働いているように見せる

ことが重要でした。

成果評価型では、

成果指標を達成しているように見せる

ことが重要になります。

たとえば営業なら、

本当に会社へ利益をもたらした社員より、

数字の作りやすい顧客を大量に獲得した社員

が高く評価されるかもしれません。

工場なら、

設備故障を未然に防いでいる社員より、

目に見える生産数を多く出している社員

が評価されるかもしれません。

成果主義そのものが悪いわけではありません。

しかし、成果の定義が狭すぎると、

本当の仕事ではなく、評価指標を攻略するゲーム

に変わります。

有能な社員ほど成果主義を「攻略」できる可能性もある

ここには少し皮肉な問題があります。

前の記事では、有能な社員ほど仕事量を調整し、能力を隠せる可能性を考えました。

成果主義でも同じことが起こります。

能力の高い社員ほど、

  • 何が評価されるか
  • どの数字が重要か
  • 上司が何を見るか
  • 何をしなくても評価に響かないか

を早く理解できます。

そして、

最小の労力で最大の評価を得る方法

を見つけます。

これはビジネスの観点では合理的な行動です。

しかし、会社が本当に望んでいた価値とは違う方向へ最適化される可能性があります。

社員の能力が高ければ高いほど、制度設計が甘い場合には、その制度を効率よく攻略できてしまいます。

成果になりにくい仕事を誰がやるのか

成果主義には、もう一つ深刻な問題があります。

会社には、数字として測りにくい仕事が大量にあります。

たとえば、

  • 新人に仕事を教える
  • 同僚の相談に乗る
  • トラブルを未然に防ぐ
  • 備品を整理する
  • マニュアルを更新する
  • 他部署との人間関係を調整する
  • 顧客との信頼関係を作る
  • 安全上の問題を指摘する
  • 他人のミスをフォローする

といった仕事です。

これらは組織にとって重要です。

しかし、

今月何件処理したか

という数字には表れません。

成果主義が強くなると、社員は考えます。

新人に30分教えても自分の成果にはならない。

それなら自分の案件を処理した方が評価される。

この判断も合理的です。

しかし全員がそう考えれば、組織全体では新人が育たず、知識共有が進まず、チームワークが崩れます。

個人の成果最大化と、組織全体の成果最大化が一致しないのです。

問題を防いだ社員は評価しにくい

特に評価が難しいのが、予防的な仕事です。

たとえば、設備担当者Aさんが丁寧に点検を続けた結果、一年間故障が起きなかったとします。

このとき、

Aさんのおかげで故障しなかった

のか、

そもそも故障する可能性が低かった

のかを数字だけでは判断しにくいでしょう。

一方、設備が故障した後に徹夜で修理したBさんは目立ちます。

結果として、

問題を起こさない社員より、問題が起きてから解決する社員の方が成果を説明しやすい

という逆転が起こることがあります。

これは安全、品質、IT、設備保全、管理部門などで特に起きやすい問題です。

成果主義では、こうした「起きなかった成果」をどう評価するかが重要になります。

チーム成果と個人成果は一致しない

会社の仕事は、多くの場合一人では完結しません。

営業が契約を取っても、

  • 商品を作る人
  • 発送する人
  • 請求する人
  • 問い合わせに対応する人
  • システムを維持する人

がいなければ会社は成り立ちません。

それなのに、最終的な売上に近い社員だけを高く評価すると、バックオフィスや支援職が不利になります。

さらに、チームの成果を個人へ分配すると、

誰の貢献によって成果が出たのか

という問題も発生します。

有能な社員が裏で調整した結果、別の社員が表向きの成果を上げることもあります。

単純な成果主義では、こうした協働の価値を捉えにくいのです。

完全成果主義は仕事によって向き不向きがある

成果主義が機能しやすい仕事には特徴があります。

  • 成果物が明確
  • 個人の貢献を分離できる
  • 品質を測定できる
  • 外部要因の影響が比較的小さい
  • 短期間で結果が出る

といった仕事です。

たとえば、一部の製造、販売、請負業務などでは比較的導入しやすいでしょう。

実際、出来高報酬が大幅な生産性向上につながった研究結果もあります。

反対に、

  • 教育
  • 医療
  • 研究
  • 管理職
  • 人事
  • 安全管理
  • 設備保全
  • 戦略立案

などは成果を単純な数値へ落とし込みにくい仕事です。

成果主義を導入する際には、

成果主義が優れているか

ではなく、

この仕事の成果を適切に測れるか

を先に考える必要があります。

成果と報酬の関係が曖昧なら意味がない

さらに重要なのが、

成果を出せば何が返ってくるのか

です。

2026年に公表された実験研究では、成果と報酬の対応関係が曖昧なインセンティブ制度は、労働者がその契約を選ぶ意欲や仕事を完了する確率など、複数の面で悪影響を示しました。

反対に、明確な出来高契約にはパフォーマンス改善が見られています。

これは非常に示唆的です。

会社が、

頑張った人はきちんと評価します。

と言うだけでは足りません。

社員からすれば、

何をどこまでやったら、何が返ってくるのか。

が分からなければ、努力する合理的理由がありません。

前の記事で扱った、

能力を発揮すると仕事だけ増える

という問題も同じです。

成果主義を導入したとしても、

高い成果を出したら高く評価する「かもしれない」

という曖昧な制度なら、社員は会社を信用しません。

成果主義を成功させるには「複数の成果」を見る

では、どうすればよいのでしょうか。

一つの答えは、

一つの数字だけで人を評価しない

ことです。

たとえば製造現場なら、

①量

どのくらい処理したか。

②品質

不良や手戻りはどれくらいだったか。

③安全

危険な作業をしていないか。

④改善

仕事を効率化する工夫をしたか。

⑤協力

周囲への支援や教育を行ったか。

という複数の軸で見る方法があります。

営業なら、

  • 売上
  • 粗利益
  • 継続率
  • 顧客満足
  • クレーム
  • チームへの貢献

などを組み合わせます。

重要なのは、

会社が本当に欲しい価値を複数方向から測る

ことです。

ただし評価項目を増やしすぎてもいけない

ここでも別の問題が起きます。

成果指標を10個、20個と増やせば、今度は誰も制度を理解できなくなります。

評価する管理職の負担も増えます。

その結果、

最後は上司の主観で評価する

となれば、成果主義を導入した意味が薄れます。

したがって、

  • 数値で測る主要成果
  • 品質
  • 組織への貢献

という3~5項目程度の大きな軸を設定し、その中で職種ごとに基準を調整する方が現実的でしょう。

成果主義で重要なのは「すべてを数値化すること」ではありません。

評価理由を社員が理解できること

の方が重要です。

「個人成果+チーム成果」の組み合わせが現実的

完全な個人成果主義には、個人プレーを促進しすぎる問題があります。

そこで、

個人成果+チーム成果

を組み合わせる方法があります。

たとえば、

  • 個人成果50%
  • チーム成果30%
  • 改善・協力20%

という形です。

割合は職種によって変わりますが、考え方としては、

自分の仕事を頑張っても得をするし、周囲を助けても損をしない

状態を作ります。

こうすれば、

自分の数字を上げるために同僚を見捨てる

という行動を減らせます。

成果が高い社員に「さらに仕事」以外の報酬を用意する

これまでの記事との接続で最も重要なのがここです。

成果主義を導入しても、高成果者への報酬が、

次はもっと高い目標を設定する。

だけなら、以前と何も変わりません。

仕事ができる人は再び考えます。

本気を出すと来年のノルマが上がる。

そして成果を調整します。

したがって、高い成果には、

  • 賞与
  • 昇給
  • 昇進
  • 裁量
  • 希望する仕事
  • リモート勤務
  • 柔軟な労働時間
  • 有給や特別休暇
  • 教育機会

など、社員自身にも価値があるものを返す必要があります。

重要なのは、

成果を出したら目標が増える

ではなく、

成果を出したら選択肢が増える

という制度にすることです。

AI時代には成果主義の必要性と危険性の両方が高まる

生成AIによって、仕事の速度にはさらに大きな差が生まれる可能性があります。

同じ資料作成でも、

  • AIを使いこなす人は1時間
  • 従来手法の人は4時間

という差が出るかもしれません。

この状態で時間だけを評価すると、AIを使う人が損をします。

したがって、AI時代には従来以上に成果評価が重要になります。

しかし同時に、成果指標を間違えればAIによって数字を大量生産することも可能になります。

たとえば、

  • 資料作成数
  • メール件数
  • 記事件数
  • 営業文面数
  • プログラムコード量

だけを評価すれば、AIによって大量生成した人が高評価になるでしょう。

それが本当に会社へ価値を生んでいるとは限りません。

AI時代ほど、

量ではなく価値をどう測るか

という問題が重要になるのです。

成果主義ではなく「価値主義」と考えた方がよい

ここまで考えると、「成果主義」という言葉そのものが少し狭いことが分かります。

会社が本当に求めているのは成果ではありません。

会社にとって価値のある結果

です。

同じ100件でも、

  • クレームを大量に生む100件
  • 高品質で顧客が満足する100件

では価値が違います。

同じ売上1億円でも、

  • 赤字覚悟で取った1億円
  • 高利益の商品で作った1億円

では違います。

同じ「事故ゼロ」でも、

  • 危険を放置したが偶然事故がなかった
  • 継続的な安全活動によって事故を防いだ

では違います。

したがって、会社が見るべきなのは単純なアウトプットではありません。

数量+品質+持続性+組織への影響

を含めた価値です。

結論:時間主義から成果主義へ、そして成果主義から価値主義へ

「働いているフリ」をなくす方法として、成果主義は重要な解決策です。

仕事を早く終えた人と、時間いっぱいかかった人を同じように評価する制度では、社員に効率化するインセンティブが生まれません。

成果を評価することで、

能力を隠した方が得

という状態を、

能力を発揮した方が得

へ変えられる可能性があります。

ここは成果主義の大きなメリットです。

しかし、成果主義そのものを万能薬と考えてはいけません。

一つの指標を強く評価すれば、社員はその指標を最大化します。

数量を評価すれば品質が落ちる。

個人成果だけを評価すれば協力が減る。

短期成果だけを評価すれば長期的な改善が後回しになる。

そして、測定方法が分かれば、その数字を良く見せる技術も発達します。

その結果、

「働いているフリ」が「成果を出しているフリ」に変わっただけ

という事態にもなり得ます。

だから必要なのは、

時間主義か成果主義か

という二者択一ではありません。

会社が本当に求める価値を定義し、

  • 成果量
  • 品質
  • 改善
  • 協力
  • 安全
  • 長期的な貢献

をバランスよく評価することです。

そして何より重要なのは、高い価値を生み出した社員に、その価値の一部を返すことです。

追加の仕事しか返ってこないなら、成果主義になっても社員はいずれ能力を隠します。

反対に、

高い成果を出せば、給与・時間・裁量・キャリアのいずれかが改善する

と社員が信じられるなら、能力を隠す理由は小さくなります。

これまで3本の記事で考えてきた問題を整理すると、次のようになります。

最初の記事では、

なぜ社員は「働いているフリ」をするのか。

Z世代の8割が認めた「働いているフリ」、仕事が早いほど損をする評価の罠という記事を読んで……筆者が本当に言いたいことは、Z世代についてではないですよね?
なぜ社員は忙しそうに見せたり、仕事をしているふりをしたりするのか。世代論だけでは説明できない評価制度や職場のインセンティブから、「働いているフリ」が生まれる理由を考えます。

次の記事では、

なぜ有能な社員ほど能力を隠すのか。

なぜ有能な社員ほど能力を隠す組織が生まれるのか?仕事が早い人が損をする組織の構造
仕事が早いほど仕事が増え、報酬は変わらない。そんな職場では、有能な社員ほど本当の能力を隠す方が合理的になります。能力隠しが起きる組織の構造と、その副作用を考えます。

そして前回の記事では、

会社は仕事の早い社員へ追加業務を与えてはいけないのか。

を考えました。

仕事が早い人に追加の仕事を与えるのは本当に悪いのか?会社側・経営層の視点から考える
仕事が早い人に追加の仕事を与えるのは本当に悪いのか、会社側・経営層の視点から考察した記事になります。

今回の問いは、成果主義にすれば、その対立を解決できるのか、でした。

答えは、半分は解決できる。しかし、残り半分は新しい問題へ姿を変えるです。

時間だけを見る組織では、人は時間を演出します。

成果だけを見る組織では、人は成果指標を演出します。

最終的に必要なのは、

社員が会社へ本当の能力を見せ、その能力によって会社が得た利益の一部が社員にも戻ってくる仕組み

です。

成果主義は、そのための重要な道具です。

しかし、道具そのものを目的にしてはいけません。

本当に問うべきなのは、

社員が何をすれば、会社と本人の双方が得をする制度になるのか。

成果主義の成否は、結局そこにかかっています。

追記

成果主義の問題は、評価方法を変えれば解決するとは限らない点にあります。

AI評価が加わった場合も含め、評価制度の変化が働き方全体へどう影響するのかは、「AI時代の働き方はどう変わる?」で整理しています。

AI時代の働き方はどう変わる?雇用・評価・管理職・人材育成から考える
AI時代の働き方はどう変わるのか、雇用・評価・管理職・人材育成の面から考察しています。

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